スシ食えスシ うまうま

にがつ　じゅういちにち　　おおゆき

 

きょうは　めずらしく　ぼくのおにいさんが　しごとがおやすみで　かぞく　きゅうにんが　そろったひだったので　おとおさんが　きょうはすしでもくいにいくか　といったので　ぼくは　わーいといいながいら　へいろくずしに　おすしをたべにいきました。

ろくにあるけないおじいさんや　せもたれがないときついおばあさんや　そもそもイスに座れない乳幼児がいたため　　おとおさんは　みんなでてーぶるせきにすわろう　といいました。そして　おとおさんは　よにんひとくみのてーぶるせきだと　わがやはひとりあまるなあ　

お前は一人カウンターな！　

と　ぼくに　いいました。ぼくは

待て待て待て待ｔ　抱っこしなきゃいけない乳幼児がいるんだからテーブル席二つでいけるべや！

と　あきたなまりで　もうれつにこうぎしましたが　きいてもらえませんでした。かぞくで　おすしをたべるって　いったのに　おとおさんは　ひどいとおもいます。

ぼくは　とてもくやしかったので　あいているせきに　かってにすわりました。うしろには　おとおさんがいて　えんりょせずにくえよ　かねは　おれがはらうから　といってきたので　ぼくは　ほんとうにえんりょせずに

「すんませーん、大トロ一枚（３３０円）、中トロ一枚（３３０円）特選旬盛一枚（２２０円）、寒ブリ一枚（２２０円）」

と　おおごえで　ちゅうもんしました。おとおさんの　えがおが　ひきつっていましたが　ぼくはきにしません。ぼくが　たべはじめてから　すぐに　おにいさんふうふと　そのこどもと　おかあさん　のごにんが　てーぶるが　ひとつあいので　あんないされて　すわりました。あとに　のこされた　おじいさん　おばあさん　おとおさんのさんにんは　てーぶるが　もうひとつ　あくのを　まっていました。ぼくは　それみたことか　やっぱり　てーぶるせきふたつで　いけたじゃねぇか　と　こころのなかで　さけんでから　がつばくもりむしゃむしゃと　おすしを　むさぼりくいました。もちろん　ひゃくえんの　さらなんかには　めもくれずに　ずっと　にひゃくえんいじょうの　ねたを　たべました。うまかったです。ぼくが　たべおわって　げふぅ　もうくえねぇ　とおもったころに　ようやく　のこりの　さんにんが　てーぶるせきに　あんないされて　たべはじめたので　ぼくは

「すんませーん、俺の席の会計はあのテーブル席のとこにつけといてください」

と　おみせのひとにいって　おうちに　かえりました。そして　このぶろぐを　かきおわるころ　おともだちの　いにしゃるえむくんが　あそぼう　と　でんわしてきたので　ぶろぐをかきおえ　ぱそこんの　でんげんをきり　えむくんの　いえにむかい　そのまま　ぶーぶーで　いきつけの　げーむせんたーに　むかいました。

ぼくの　かぞくは　みんな　とてもなかよしです。そんな　ぼくのいえのことを　よくしっている　ともだちは　おまえのいえは　かめんかぞくだな　といって　あははと　わらいました。ぼくも　そうだね　といって　あははと　わらいました。

いったん仮面をはずせば、そこには昼ドラも真っ青な愛憎模様が渦巻く汚れた世界。それが我が家なのです。偉い人にはそれがわからんのです。